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【審美歯科】セラミックはなぜ長持ちする?経年劣化しにくい理由と注意点を解説

セラミックは長持ちしやすいと聞き、歯科治療の選択肢として気になっている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
治療を検討する際には、見た目の白さだけでなく、なぜ長く使いやすいのかを知っておくことが大切です。

 

このコラムでは、「セラミックが長持ちしやすい理由やメリット」「治療前に知っておきたい注意点」について解説します。
セラミック治療を検討されている方は、参考にしていただければ幸いです。

 

 田名網 宏樹 院長
田名網 宏樹 院長

田名網 宏樹 院長

日本大学松戸歯学部 卒業
日本大学再生歯科治療学講座 入局
首都圏の歯科医院勤務後、某歯科医院理事副院長 就任
柏東口駅前歯科 ジャパンデンタルクリニック 開院
日本大学歯科治療管理学講座 在籍
医療法人社団 秀和誠宏会 設立


医院名:ジャパンデンタルクリニック
所在地: 〒277-0005千葉県柏市柏1丁目7−1 DayOneタワー 203
柏二番街商店街中、ライオンズマンションの2F

 

セラミックが経年劣化しにくい4つの理由


セラミックは、見た目の美しさだけでなく、経年劣化しにくい特徴があります。
ここでは、セラミックの長持ちにつながる理由を4つ見てみましょう。

 

【理由1】変色しにくく白さを保ちやすい

セラミックは陶材の一種であり、水分や色素を吸収しにくい特徴があります。
そのため、食事による着色が起こりにくく、白い見た目を維持しやすい点がメリットの一つです。

 

一方、保険適用の白い歯には、レジンと呼ばれるプラスチック製の素材が使われることがあります。
レジンは、水分を吸収しやすい性質があるため、時間の経過とともに飲食物の色素が入り込み、黄ばみや変色が起こりやすい素材です。

 

【理由2】歯との密着性が高くすき間ができにくい

セラミック治療では、歯の形状に合わせて修復物を精密に製作します。
さらに、セラミックは歯と密着しやすく、修復物と歯の間にすき間が生じにくいという特徴もあります。
そのため、修復物と歯の間に汚れが入り込みにくく、治療後の状態を維持しやすい点がメリットの一つです。

 

また、当院では、歯科技工士と連携しながら修復物の製作に努めています。
細かな部分まで確認しながら調整を重ねることで、患者様の理想に近い仕上がりをめざします。

 

【理由3】表面がなめらかで汚れがつきにくい

セラミックは表面がなめらかで、汚れがつきにくい特徴があります。
歯の表面に汚れが残ると、むし歯や歯ぐきの炎症につながることもあるでしょう。
セラミック自体はむし歯にはなりませんが、周囲の歯のむし歯や歯ぐきの炎症には注意が必要です。
セルフケアによって、清潔なお口の状態を維持しやすいことは、セラミックの長持ちにつながります。

 

【理由4】変形しにくく形を保ちやすい

セラミックは、長期間使用しても変形や摩耗が起こりにくい特徴があります。
一方、保険適用の修復物は、経年劣化によって少しずつすり減ったり、形が変化したりしやすい素材です。
修復物が変形すると、かみ合わせに影響が生じる場合もあります。

 

セラミック治療は、見た目の美しさだけでなく、機能面の安定にもつながることが、長持ちしやすい理由の一つといえるでしょう。

 

 

セラミックが経年劣化しにくいことで得られるメリット3選

ここでは、セラミック治療が経年劣化しにくいことで得られる、おもなメリットを3つ解説します。

 

【メリット1】白い見た目が長持ちしやすい


保険適用の白い修復物として用いられるレジンは、時間の経過とともに変色しやすい素材です。
白い修復物を検討される方の中には、自然な白さをできるだけ長く保ちたいと考える方も多いでしょう。

 

その点、セラミックは、水分や色素を吸収しにくい素材のため、飲食物による着色が起こりにくい傾向があります。
治療後も自然な見た目を維持しやすい点が、セラミック治療のメリットの一つです。

 

特に、前歯など目立ちやすい部分の治療法として、セラミックは検討しやすい選択肢といえるでしょう。
当院では、ダイレクトボンディングやラミネートベニアなどの治療法にも対応しております。
ご希望される仕上がりや歯の状態に応じて、患者様に適した治療法をご提案しますので、お気軽にご相談ください。

 

【メリット2】二次むし歯を抑えることにつながる


二次むし歯とは、一度治療した歯の周囲から再びむし歯が生じる状態をさします。
修復物と歯の境目にすき間や段差ができてしまうと、そこに汚れや細菌が入り込み、むし歯の再発につながる場合があるのです。
二次むし歯の治療は、歯科治療全体の6割程度を占めているといわれています。
二次むし歯を予防するためには、修復物と歯の間にすき間が生じにくい素材や、精度の高い治療を選ぶことが重要です。


参照:J-STAGE|ニューセラミックスレター「歯周病とセラミックス」p5>

 

セラミックは、精密な修復物を製作しやすい素材であり、歯との適合性を高めやすい特徴があります。
また、歯との密着性が高く、経年劣化しにくいことから、歯と修復物の境目にすき間が生じにくい状態を保ちやすい点もメリットの一つです。
セラミック治療をした歯が、すき間から汚れや細菌が入り込みにくく、二次むし歯のリスクを抑えることにつながります。

 

ただし、セラミック治療した歯が必ずむし歯にならないわけではありません。
セラミックを長く使用するためには、治療後も丁寧なセルフケアを意識し、歯科医院で定期メンテナンスを受けることが大切です。

 

【メリット3】適切に管理することで再治療のリスクを抑えやすい


保険適用の詰め物や被せ物は、素材の性質上、時間の経過とともに摩耗が進みやすい特徴があります。
そのため、セラミック治療と比較すると、再治療が必要になる傾向があるとされています。
詰め物や被せ物は、一度治療したら終わりではなく、できるだけ再治療が必要になりにくい状態をめざすことも大切です。

 

その点、セラミックは経年劣化しにくい素材のため、適切に管理することで長期的な使用につながる可能性があります。
ただし、セラミック治療を受ければ再治療が不要になるわけではありません。
治療後も歯科医院で状態を確認しながら、適切な管理を続けることが大切です。

 

 

セラミック治療前に知っておきたい注意点


セラミック治療には、見た目や耐久性の面でさまざまなメリットがあります。
ただし、セラミック治療にも注意点はあるため、治療前に理解しておくことが大切です。

 

自由診療のため治療費が全額自己負担となる

セラミック治療は、一般的に保険適用外となり、自由診療として扱われます。
そのため、セラミック治療の治療費は、全額が患者様の自己負担です。
セラミック治療の費用は、「治療法」「治療する歯の本数」などによって異なります。

 

ただし、セラミックは、再治療のリスクを抑えやすいことから、長期的な見た目や機能性を重視する方にとっての選択肢となる治療法といえるでしょう。

 

当院では、治療後のイメージを模型でお見せし、仕上がりを確認いただいた上で治療を進めています。
説明用タブレットも活用しながら、治療内容を視覚的に確認しやすい環境を整えています。
患者様の理想に近いセラミック治療をめざしますので、仕上がりのイメージやご希望をぜひお聞かせください。

 

強い衝撃や歯ぎしりで破損することがある

セラミックは耐久性のある素材ですが、強い衝撃が加わると欠けたり割れたりする場合があります。
通常の食事に大きな制限が出るわけではありませんが、硬いものをよく食べる習慣がある方は、セラミックに負担がかかりやすくなるため注意が必要です。

 

また、歯ぎしりや食いしばりの癖がある方は、セラミックに継続的な力がかかりやすくなります。
自覚がないまま就寝中に強い力が加わっている場合もあるため、次のような症状に心当たりがないか確認してみましょう。

・朝起きたときに顎が疲れている
・無意識に歯を食いしばっていることがある
・歯ぎしりを指摘されたことがある
・詰め物や被せ物が欠けた経験がある

 

こうした症状がある場合は、必要に応じて、就寝時に使用するマウスピースを製作することも対策の一つです。
マウスピースの装着によって、就寝時の歯ぎしりが2週間程度で減少したという報告もあります。


参考:J-STAGE|睡眠時ブラキシズムの基礎と最新の捉え方-p16>

 

セラミック治療後もケアやメンテナンスが大切

セラミックは経年劣化しにくい素材ですが、長く使用するためには、治療後のケアとメンテナンスの継続が重要なポイントです。

 

●自宅での丁寧な歯磨き

セラミックそのものはむし歯になりませんが、周囲の天然歯や歯ぐきはむし歯や歯周病になる可能性があります。
セラミックと土台となる歯はもちろん、「歯と歯の間」「歯と歯ぐきの間」には汚れが残りやすいため、細かい部分まで意識して磨くことが大切です。

 

歯ブラシだけでは届きにくい部分もあるため、毎日のセルフケアにデンタルフロスや歯間ブラシを取り入れましょう。

 

●歯科医院での定期メンテナンス

セラミック治療後は、セルフケアだけでなく歯科医院での定期メンテナンスも重要です。
歯科医院では、専用の機器を使用して、歯磨きでは落としにくい汚れをクリーニングします。
また、かみ合わせの変化やセラミックの状態を確認し、セラミックに過度な負荷がかからないよう、必要に応じて調整を行います。

 

セラミックの白い見た目と快適なかみ心地を保つためにも、治療後は定期的なメンテナンスを継続しましょう。

 

 

白い歯を長く保つためセラミック治療後もメンテナンスを続けましょう


セラミックは、変色や摩耗が起こりにくく、白い見た目を長く保ちやすい素材です。
当院では、セラミック治療後も定期メンテナンスを通して、修復物の状態やかみ合わせ、周囲の歯ぐきの変化を確認しています。
白い見た目と快適な使い心地を長く保てるよう、治療後のケアまで継続的にサポートしています。

 

当院では、半個室の診療室で相談しやすい環境を整えております。
キッズコーナーもございますので、お子様連れの方も通院しやすい環境です。
セラミック治療を検討されている方は、お気軽にご相談ください。

 


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