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健康長寿のためには、しっかり噛んで食べましょうといわれます。
よく噛んで食べると認知症予防になりますし、歯を守る唾液の分泌が促されるので、それ自体はいいことです。
ただし噛むことを意識しすぎると余分な力が入り、かえって負担になることがあります。
ものを噛むときには、30〜60kgの力が歯や顎にかかっているといわれています。
ものを噛むためにはある程度の力がいりますが、必要以上の力がかかると歯がすり減ったり割れてしまったり詰め物が取れてしまったりして、歯を失う要因となり顎にもよくありません。
食事をするときには噛むことを意識するのではなく、大きく開けるようにしましょう。
口を大きく開けてから自然に閉じると歯や顎の重さが適度な圧となって食べ物を咀嚼できるので、過度な力がかかることを避けられます。
お口の中のことでわからないことやきになることがありましたら、当院までお気軽にお問い合わせくださいませ。