生えかわった永久歯のむし歯予防にシーラント!おすすめの理由を解説
皆様、こんにちは。
柏駅東口から徒歩3分の歯科医院、【ジャパンデンタルクリニック】です。
「お子様のむし歯」は、乳歯だけでなく、生えかわったばかりの永久歯も注意が必要です。
生えかわったばかりの永久歯は未完成の歯であるため、むし歯になりやすい特徴があります。
生えかわったばかりの永久歯のむし歯を防ぐには、毎日の歯磨きに気をつけるだけでなく、「シーラント」も効果的です。
今回は、むし歯予防におすすめのシーラントについてお話しします。
田名網 宏樹 院長
日本大学再生歯科治療学講座 入局
首都圏の歯科医院勤務後、某歯科医院理事副院長 就任
柏東口駅前歯科 ジャパンデンタルクリニック 開院
日本大学歯科治療管理学講座 在籍
医療法人社団 秀和誠宏会 設立
医院名:ジャパンデンタルクリニック
所在地: 〒277-0005千葉県柏市柏1丁目7−1 DayOneタワー 203
柏二番街商店街中、ライオンズマンションの2F
Contents
生えかわったばかりの永久歯はむし歯になりやすい!

なぜ、生えかわったばかりの永久歯はむし歯になりやすいのでしょうか。
生えかわったばかりの永久歯がむし歯になりやすい原因はいくつかあります。
それぞれの原因をみていきましょう。
歯がやわらかい
生えかわったばかりの永久歯は「幼若(ようじゃく)永久歯」と呼びます。
文字通り、幼若永久歯は生えかわって2~3年の間、歯としてはまだまだ未熟な永久歯で、やわらかくむし歯になりやすいのが特徴です。
特に、最初の大人の奥歯「第一大臼歯」は、生えてから1~2年の間がむし歯に一番なりやすい時期とされています。
参照:J-STAGE|小児歯科学雑誌|二種のシーラントの保持率と齲蝕予防効果 p209 はじめに>
幼若永久歯は、歯の表面のエナメル質に十分にカルシウムが取り込まれておらず硬さが不十分で、エナメル質の内側の象牙質も、成熟した永久歯とくらべて薄いのです。
そのため、歯の表面はむし歯菌によって溶かされやすく、むし歯が進行して象牙質にまでおよんだ場合にも、あっという間にその奥の神経にまで到達します。
幼若永久歯は、生えかわったあと2~3年かけてお口の中でカルシウムを吸収し、少しずつ永久歯としての硬さを手に入れていくのです。
奥歯の溝が深い
生えかわったばかりの幼若永久歯には、成熟した永久歯よりも奥歯の溝が多くみられ、それらの溝は複雑な形をしています。
奥歯の溝は、歯が何年も使われ続けることで少しずつ削られていき、複雑な溝の形が徐々に整っていくのです。
奥歯は、歯ブラシが届きにくい場所です。
幼若永久歯の奥歯の複雑な構造と磨きにくさによって、食べかすや歯垢が溜まりやすく、むし歯が発生しやすくなります。
乳歯と永久歯が混在して磨きにくい
生えかわりの時期は、乳歯と永久歯が混在するため、歯の上側のラインと横側のラインがそろわず、磨きにくいのが特徴です。
乳歯と永久歯では歯の高さ、歯の幅が異なるため、生えかわりが完了するまでは歯の表面の高さはデコボコで、横のラインも永久歯に挟まれた乳歯では奥まった部分が出てきます。
必然的に歯ブラシが当たりにくいのが、生えかわりの時期なのです。
そのため、歯磨きをしていても磨き残しができやすく、むし歯が発生しやすくなります。
シーラントとは?

乳歯や幼若永久歯の奥歯をむし歯から守るのがシーラントです。
シーラントとは、奥歯の溝にレジン(生体用の白いプラスチック)を詰めることで、食べかすや歯垢が溜まるのを防ぎます。
シーラントを施すことによって、4年で約60%のむし歯を減らすことができます。
シーラントは、以下のような歯に適した処置です。
・乳歯の臼歯
・幼若永久歯の大臼歯
・前歯の裏の盲孔(もうこう)
盲孔とは、本来なめらかであるはずの歯と歯ぐきの境目部分に溝が生じている状態で、歯の裏側に出現します。
そのため、歯ブラシが当たりにくく、むし歯が発生すると進行しやすくなります。
シーラントのメリット・デメリット
シーラント治療のメリットと、治療を受ける上でのデメリットを確認しておきましょう。
メリット

まずは、シーラントのメリットをご紹介します。
むし歯予防
シーラントを行うタイミングは、乳歯であれば歯医者に慣れて落ち着いて治療を受けられる3~5歳ごろ、永久歯であれば生えたころです。
なるべく早期にシーラントを行うことで、むし歯予防効果が高まるのです。
また、歯科医院で扱うシーラントの中には、歯質を強化するフッ化物が含まれているものがあります。
フッ化物を含むシーラントの場合は、溝を埋めるむし歯予防に加えて、むし歯に負けない強い歯を作ることが可能です。
痛みがない
シーラントを施す際には、歯を削ることはありません。
そのため、治療の際に痛みを感じることは基本的にないのが特徴です。
目立ちにくい
シーラントに使用する材料は白色のレジンなので、人からみえてしまった場合にも違和感がありません。
また、歯科医院によっては透明なシーラントを使用しているところもあります。
透明なシーラントの場合には、万が一むし歯が発生した場合にもシーラントの下側を観察することができるので、早期発見が可能です。
保険診療
お子様のシーラントは、保険診療内で受けることができます。
デメリット

シーラントのデメリットは、可能性は少ないですが何かの拍子に取れてしまうことがあることです。
特に、グミやガムなど粘着性のある食べものや硬い食べものを噛んだときに外れることがあります。
シーラントの脱落についての過去の報告では、1年未満の脱落は約5%、1年以上経過した場合の脱落は約10%との結果が得られています。
参照:J-STAGE|小児歯科学雑誌|二種のシーラントの保持率と齲蝕予防効果 p211 観察結果>
シーラントが取れてしまったら、再び処置を施すことで、むし歯から歯を守ることが可能です。
また、まれにですがシーラントの処置をしても、むし歯が発生することがあります。
これは、シーラントが取れてしまったことや、シーラントと歯の間に発生したごくわずかなすき間からむし歯菌が侵入してしまうことが原因です。
万が一むし歯が発生してしまったら、すみやかに治療を受けましょう。
シーラント治療の流れ

シーラントの治療は、一般的に以下の流れで行います。
1.シーラントを行う歯をきれいに清掃する
2.シーラントを歯に取り付けるための薬剤を塗り、乾燥させる
3.レジンを詰める
4.光を照射して固める
5.かみ合わせの確認をして完了
シーラントを行う前に歯をきれいに清掃しておくことで、その後、シーラントを行った歯がむし歯になる確率を下げることが可能です。
また、シーラントを施した歯は、かみ合わせの面が以前とはごくわずかですが変化します。
お口の中はとても敏感で、かみ合わせのわずかな変化にも違和感を感じやすくなります。シーラントの最後にかみ合わせをチェックして、違和感がないか確かめることも大切です。
また、シーラントを行ったあとは、定期的に歯医者での検診を受けましょう。
シーラントを行っても、上述したようにむし歯になる可能性はあります。
定期検診でお口の中をチェックして、むし歯が発生していないか確認することはとても重要です。
治療を行ったあとにシーラントが取れてしまった場合には、放置せずすみやかに再処置を受けましょう。
そのまま放置していると、歯の溝に歯垢がたまり、むし歯になる可能性が高くなります。
シーラントは危険?

結論からいうと、シーラントは安全性が高いむし歯予防の方法です。
シーラントの危険性については、1996年に一部のシーラント材の環境ホルモン様の作用について指摘がありました。
しかし、その後の研究で危険性は確認されていないことが明らかになっています。
また、シーラントは、硬いものを噛んだ際にはがれてしまい、その拍子に飲み込んでしまうことがあります。
歯に接着しているシーラントは薄いものなので、飲み込んでしまっても人体に影響はありません。
お子様のむし歯予防「シーラント」はジャパンデンタルクリニックにおまかせください

お子様の成長途中の歯を守るには、毎日の歯磨きだけでなく、フッ素塗布で歯を強くすることや、シーラントでむし歯菌から保護することも重要です。
柏駅から徒歩3分の【ジャパンデンタルクリニック】では、お子様のむし歯予防として、シーラントやフッ素塗布を行っています。
当院の小児歯科では、日常のお手入れの方法だけでなくむし歯になりにくい食事の方法についてもアドバイスを行っています。
当院の小児歯科は、乳歯が生え始める0歳から対応可能です。
お子様の歯のすこやかな成長を促すために、むし歯対策やケアの方法など、疑問や気になることがございましたら、お気軽にご連絡ください。
当院は、ベビーカーをご利用の方にも通いやすいバリアフリー設計の院内で、待ち時間に退屈しないよう、キッズコーナーもご用意しております。







