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妊娠中の歯周病に要注意!気をつけるべき理由と予防法をお伝えします

皆様、こんにちは。
柏駅から徒歩3分の歯科医院【ジャパンデンタルクリニック】です。

 

妊娠中は、歯周病になりやすいことをご存じでしょうか。

 

歯周病になりやすい原因は、ホルモンバランスの変化などによって口内環境が変化することです。
妊娠中の一時的な変化ではありますが、その間に歯周病にかかって進行してしまうととさまざまな影響を与えるため、しっかりとケアを行うことが大切です。
また、お口の中を清潔に保つことで、妊娠中も快適に過ごすことができます。
今回は、妊娠中の歯周病について気をつけるべき理由と、歯周病の予防方法をお伝えします。

 



 田名網 宏樹 院長
田名網 宏樹 院長

田名網 宏樹 院長

日本大学松戸歯学部 卒業
日本大学再生歯科治療学講座 入局
首都圏の歯科医院勤務後、某歯科医院理事副院長 就任
柏東口駅前歯科 ジャパンデンタルクリニック 開院
日本大学歯科治療管理学講座 在籍
医療法人社団 秀和誠宏会 設立


医院名:ジャパンデンタルクリニック
所在地: 〒277-0005千葉県柏市柏1丁目7−1 DayOneタワー 203
柏二番街商店街中、ライオンズマンションの2F



 

歯周病はおなかの赤ちゃんにも影響を与えます


歯周病は、歯周病菌が原因で歯ぐきに炎症が起き、やがて歯ぐきや歯を支えている歯槽骨が溶かされてしまう病気です。どなたでも発症する可能性がありますが、妊娠中は特にそのリスクが高くなり、注意が必要です。
妊娠中に歯周病が進行することで、おなかの中の赤ちゃんにも影響を与えることがわかっています。
妊娠中に歯周病が進行することによって、37週未満の出産である「早産」や2500g未満の「低出生体重児の出産」の原因となるのです。

 

歯周病がある場合、早産や低出生体重児の出産のリスクは、そうでない方とくらべて以下のようになります。

・早産:2.01倍
・低出生体重児の出産:2.2倍
・早産および低出生体重児の出産:4.68倍


参照:厚生労働省|妊産婦における口腔健康管理の重要性 p5>

 

歯周病は、お口の中の歯周病菌の数を増やさないことで進行を抑えることができます。
妊娠中は歯周病になるリスクが高くなりますが、予防することも可能です。
無理せず、できる範囲でケアに取り組みましょう。

 

 

妊娠中に歯周病が進行しやすい理由


妊娠中に歯周病が進行しやすくなるのは、ホルモンによる影響やつわりによる影響、食生活の変化による影響がおもな理由としてあげられます。
それぞれ、どのように影響するのかをみていきましょう。

 

ホルモンの影響

妊娠すると、妊娠を継続しておなかの中の赤ちゃんを成長させるために、「エストロゲン」と「プロゲステロン」などの女性ホルモンが多く分泌されます。
歯周病菌のなかには、このホルモンを栄養源として増殖する種類が存在するため、妊娠中は歯周病にかかりやすくなるのです。
さらに、歯周病による歯肉の炎症を抑えるためにつくられるプロスタグランジンが子宮の収縮を促す作用をもっているため、早産の原因になってしまうと考えられています。

 

つわりの影響

妊娠初期にはつわりが起きやすく、なかには歯磨きもままならないという方もいらっしゃるでしょう。
歯磨きが十分にできないためにお口の中に汚れが蓄積し、お口の中で菌が増殖しやすくなってしまいます。
歯周病だけでなく、むし歯の進行にも注意が必要です。
つわりがひどい間は無理をせず、つわりが治まったころにしっかりケアをしてお口の中の清潔を保ちましょう。

 

食生活の変化の影響

妊娠中は、食事の回数や間食が増えがちです。
また、食事の好みが変化し、糖分の多い食べものや酸っぱい食べものを好むようになる方もいらっしゃいます。
糖分はお口の中の細菌のエサとなり、歯周病菌やむし歯菌が増殖しやすい環境を作り、酸性の食べ物は歯の表面のエナメル質を溶かしやすく、むし歯が進行する原因にもなります。

 

また、妊娠中は唾液の粘度が増すため、唾液のもつお口の中をきれいにする働きが、十分に発揮されません。
食事の回数が増えることや食事内容の変化によって、お口の中に汚れがたまりやすくなり、歯周病菌だけでなくむし歯菌も繁殖しやすい環境を作ってしまいます。
食後は歯磨きやブクブクうがいをして、お口の中を清潔に保てるよう、気をつけることが大切です。

 

 

妊娠中の歯周病の特徴


妊娠中の歯周病は、一般的な歯周病と異なるのでしょうか。
妊娠中の歯周病には、その前兆となる妊娠性歯肉炎の発生や、良性腫瘍の妊娠性エプーリスが多くみられることが特徴です。
それぞれの特徴をご紹介します。

 

妊娠性歯肉炎

妊娠中の歯周病では、「妊娠性歯肉炎」がよくみられます。
「妊娠性歯肉炎」とは、歯ぐきの腫れや痛み、出血がおもな症状です。
妊娠初期に発生しやすく、上述したように女性ホルモンの増加が原因で起こります。
妊娠性歯肉炎を放置することで、歯周病へと発展します。

 

妊娠性エプーリス

妊娠性エプーリスとは、歯ぐきにできる良性の腫瘍です。
腫れや痛み、出血を伴います。
妊娠初期~中期に発生しやすく、出産後に自然に消滅する場合がほとんどです。
大きくなることもあるため、気になる場合はお身体の調子がよいときに歯科医院で診察してもらいましょう。
妊娠性エプーリスができると、腫瘍部分に汚れがたまりやすくなり、歯周病の原因になります。
妊娠性エプーリスがみられた場合には、口腔ケアにより注意して、お口の中をきれいに保つことが大切です。

 

 

妊娠中に取り組める予防ケアとは?


歯周病の予防・改善には、お口の中を清潔に保ち、歯垢や歯石を蓄積させないこと、蓄積した歯垢や歯石はきれいに取り除くことが有効です。
妊娠中は、体調の変化で歯磨きをすることが大変な時期もあるでしょう。
セルフケアを行う場合も歯医者でケアを受ける場合も、無理をせず、できる範囲で取り組むことが大切です。
妊娠中は、歯磨きやブクブクうがいでお口の中に汚れを蓄積させないようにして、体調が安定しているときに歯医者でのクリーニングを利用しましょう。

 

手軽に取り組めるセルフケア

妊娠中には、食事ごとの歯磨きやうがいで、お口の中を清潔に保つことを心がけましょう。
歯磨きをする際は、小さめのヘッドの歯ブラシを使用して小刻みに磨くことで、歯磨きの際に気持ち悪くなるのを軽減できます。
妊娠中は歯ぐきから出血しやすくなっているため、ゴシゴシ磨くのではなく、軽い力で歯ブラシを動かします。

 

歯ブラシをお口に入れただけで気持ち悪くなってしまうという方は、無理に歯磨きをせず、ブクブクうがいでお口の中をきれいにしましょう。
妊娠中はおなかの圧迫感などから一回の食事の量が少なくなり、頻度が増えがちです。
その都度歯磨きをするのが大変だと感じる場合は、ブクブクうがいでしっかりとお口の中の汚れを落としておきましょう。

 

ブクブクうがいは、妊娠中に弱くなっている、唾液によるお口の中の自浄作用を助けてくれます。
うがいをする際は、洗口液を利用するか、水で行います。

 

妊娠中に歯医者に行ってもいい?


妊娠中でも、歯医者に通うことは可能です。
診療時には、事前に妊娠していることを申告しておきましょう。
かかりつけでない歯医者を利用する場合は、妊婦様の歯科診療や予防ケアを診療項目にかかげている歯医者がおすすめです。
妊娠中の体調に配慮した診療を受けることができます。

 

歯医者に通うには、妊娠中期の体調が安定している時期がよいでしょう。
個人差はありますが、妊娠初期はつわりによって診療が困難だったり、妊娠後期は大きくなったお腹で診療中の仰向けの姿勢を維持することがつらくなったりすることがあるためです。

 

歯科でのクリーニング

歯医者では、むし歯や歯周病がないか確認してもらい、歯垢や歯石を取り除くクリーニングを受けます。
歯垢や歯石は、むし歯や歯周病の原因となる細菌が蓄積しやすい場所です。
それらを取り除くことで、むし歯や歯周病のリスクを減らすことができます。
また、妊娠中のセルフケアに不安がある場合は、どのような点に気をつけるべきかを相談するとよいでしょう。

 

 

妊娠中に予防ケアを受けるメリット


妊娠中に予防ケアを受けることのメリットは、以下の三点です。

1.妊婦様のむし歯や歯周病のリスクを減らすことができる
2.出産後の育児に専念しやすい環境を整えられる
3.生まれてくる赤ちゃんの健康につながる

 

妊娠中の歯周病ケアは、赤ちゃんの早産や低出生体重児の出産のリスクを減らすことにつながります。
出産後はほとんどの方が育児に専念したいと考えられるのではないでしょうか。
妊娠中にお口のケアをしておくことで、出産後に歯科治療にあてる時間を少なくすることができ、育児に専念しやすくなるのです。

 

また、お母様のお口の中をきれいにしておくことで、生まれてくる赤ちゃんのむし歯・歯周病リスクを減らすことにもつながります。
むし歯や歯周病は自然発生するのではなく、原因となる細菌の感染により起こります。
お母様はもちろん、赤ちゃんと一緒に生活するご家族のお口の中に細菌が蓄積している状況を作らないことも大切です。

 

 

妊娠中は無理のない予防ケアに取り組みましょう


妊娠中は、歯周病のリスクが高くなりがちですが、無理をせずできる範囲で予防ケアに取り組むことが大切です。
おなかの中の赤ちゃんをはぐくむことを第一に、歯磨きやブクブクうがいを中心にセルフケアを丁寧に行いましょう。

 

柏駅から徒歩3分の【ジャパンデンタルクリニック】では、妊娠中の予防ケアを行うことが可能です。
お母様の体調に配慮した予防ケアを提供していますので、体調が安定している時期にぜひご利用ください。
当院は、柏駅東口から徒歩3分の位置にあり、お車で通院の場合もマルエツの提携駐車場をご利用いただくことができる、通院に便利な歯科医院です。


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