親知らず・奥歯についての相談・トラブルにお答えします
皆さん、こんにちは。
柏駅東口から徒歩3分の歯科医院「ジャパンデンタルクリニック」です。
「奥歯が痛くて眠れない」
「疲れがたまると奥歯が痛くなる」
「親知らずを抜いてほしい」
「親知らずを抜きたいけど怖い」
このように、歯に関するお悩みの中でもとくに多いのが、奥歯や親知らずに関するものです。
トラブルが起きやすい歯だけに、正しいケアを行わなければ、お口全体の健康を維持することが難しくなります。
親知らずや奥歯は、自分では確認することができませんので、歯医者さんに相談しましょう。
田名網 宏樹 院長
日本大学再生歯科治療学講座 入局
首都圏の歯科医院勤務後、某歯科医院理事副院長 就任
柏東口駅前歯科 ジャパンデンタルクリニック 開院
日本大学歯科治療管理学講座 在籍
医療法人社団 秀和誠宏会 設立
医院名：ジャパンデンタルクリニック
所在地： 〒277-0005千葉県柏市柏１丁目７−１ DayOneタワー 203
柏二番街商店街中、ライオンズマンションの2F
Contents
ほんとうにいらないもの？誤解されやすい親知らず
親知らずは永久歯が生え揃った後で、一番奥に生えてくる歯のことです。
10代後半から生えてくる人が多く、親が知らないうちに生えてくることから、「親知らず」とよばれています。
正式な名称は、第三大臼歯で、智歯（ちし）とよばれることもあります。
上下4本生える人もいれば、すべて生え揃わない人やまったく生えてこない人もいて、人それぞれです。
親知らずは抜かなければいけないと思われている方が多くいらっしゃいますが、必ずしもそうではありません。
お口のトラブルを引き起こす可能性がないと判断される場合は、無理に抜歯をする必要はありません。
健康な状態で維持できていれば、他の奥歯を失った際に、移植したり、支えとして利用できたりする可能性があります。
親知らずや奥歯のトラブルでよくある疑問にお答えしますQ&A
親知らずや奥歯に関するよくある疑問にQ&A（Question and Answer）形式でお答えします。
Q.親知らずは抜かなくてはいけないの？
A.生え方によっては、無理に抜く必要はありません
抜かなくてもいい親知らず
まっすぐに生えていて、しっかりとお手入れができている場合は抜く必要はありません。
ただ、親知らずは一番奥にあるため、歯ブラシが届きにくく、むし歯や歯周病になるリスクが高い歯です。
毎日のお手入れをしっかりと行って、お口の中を清潔に保ちましょう。
定期的に歯科医院で「汚れが溜まっていないか」や「生え方に問題がないか」のチェックを受けておくと安心です。
抜いたほうがいい親知らず
横向きや斜め向きなど、まっすぐに生えていない場合は、汚れがたまりやすくなり、細菌が繁殖しやすい状態になります。
歯ぐきの一部に埋まっていて高さが揃っていない場合も、歯磨きがしにくく、むし歯や歯周病などのトラブルを引き起こすリスクが高いといえます。
また、横の歯を押していると、歯並びが悪化する原因になりますので、この場合も抜歯を検討しなければいけません。
Q.親知らずを抜くとどうなりますか？
A.個人差はありますが、1カ月ほどで穴はふさがります。
親知らずを抜くと、親知らずがあったところに穴があきます。
血の塊がかさぶたになり、徐々に、歯周組織の一部へと変化していきます。
穴の大きさや深さは人それぞれ違いますが、ふさがるまでの間に、食べかすが詰まってしまうことがあります。
食べかすや汚れがたまると、細菌感染が起きて炎症を起こし、傷口の回復に時間がかかったり、口臭の原因になったりするので注意が必要です。
ただし、気になって強くうがいをするとかさぶたがはがれてしまうので、気を付けましょう。
Q.奥歯が痛いけど、むし歯でしょうか？
A.むし歯の可能性が高いですが、歯周病の可能性もあります。
硬いものを食べたときに痛みを感じたり、熱いものや冷たいものを飲んだときに歯がしみたりする場合は、むし歯の可能性が高いでしょう。
むし歯は初期の段階では痛みなどの自覚症状はありません。
痛みを感じる場合は、かなり進行していると考えられますので、できるだけはやく歯科を受診しましょう。
むし歯以外の原因として考えられるのが親知らず周辺の歯周病「智歯周囲炎」です。
親知らずの周辺にたまった食べかすや汚れに細菌が繁殖し、歯ぐきの炎症を引き起こし、痛みを伴います。
また、噛み合わせが悪く、親知らずが反対側の歯ぐきにぶつかることで痛みを感じるケースもあります。
Q.痛みはどこまでがまんしたらいいの？
A.がまんせずにすぐにご来院ください。
痛みや違和感がある場合は、できるだけ早く受診しましょう。
むし歯や歯周病は細菌による感染症です。
放っておくと、お口の中で感染がどんどん広がってしまいます。
症状が悪化すると、治療にかかる時間や費用も増加する可能性が高いうえに、他の歯にも悪い影響を及ぼしますので、できるだけ早く治療を始めることが重要です。
Q.親知らずを抜くのは痛いですか？
A.痛みには個人差がありますが、麻酔を使用しますので、治療中の痛みはほとんどありません。
親知らずの抜歯は、基本的に麻酔をかけて行います。
麻酔が切れると、痛みを感じますが、処方されたお薬を飲めばおさまるケースがほとんどです。
一般的には、数日で痛み止めを飲まなくても平気になりますのでご安心ください。
痛みが引かない場合や、強くなる場合は、すぐに歯科を受診しましょう。
抜歯後は、患部を刺激しないように気を付けて、安静に過ごすことで、早い回復が期待されます。
Q.親知らずはいつ抜けばいいの？
A.何歳でも抜歯はできますが、トラブルを起こす前に、できるだけ早く抜いた方がいいでしょう。
親知らずは10代後半から生えてくる歯ですが、歯の根が未完成の状態で抜いたほうが、骨の中にある血管や神経を傷つけるリスクが低減されます。
顎の骨の成長は20代前半で止まるといわれていて、その後はどんどん硬くなるため、早ければ早いほど抜歯しやすいのです。
また、年齢を重ねるとともに、お口を大きく開けるのが負担に感じたり、傷口の回復に時間がかかったりするものです。
さらに、持病が原因で抜歯に伴うリスクが高くなる可能性があります。
女性の場合は、妊娠や出産によるホルモンバランスの変化で、お口のトラブルが起きやすくなります。
むし歯や歯周病などのトラブルが起きる前に、抜いておくのがおすすめです。
Q.親知らずを抜いたら腫れますか？
A.個人差があり、腫れない方も多くいらっしゃいます。
親知らずの生え方や、どのような処置をしたかによって、腫れ方は変わります。
歯ぐきを切開したり、骨を削ったりした場合は、細菌の侵入を防ぎ組織を修復するために炎症反応が起こり、血液やリンパ液が蓄積されることで腫れるのです。
複雑な生え方をしているケースや、治療に時間がかかった場合に、腫れることが多くあります。
まっすぐ生えている親知らずの抜歯では、まったく腫れない方もいらっしゃいます。
腫れのピークは2～3日ですので、処方された薬を飲んで様子をみましょう。
Q.歯ブラシが届きにくくて、ちゃんと磨けているか心配
A.3カ月に1度は定期検診を受けて、正しく磨けているかチェックしてもらいましょう。
親知らずは一番奥に生えているので、歯磨きが届きにくく、磨き残しが多くなりがちです。
また、歯ぐきに埋まっていて、隣の歯と高さが揃っていなかったり、斜めに生えている場合はとくに注意が必要です。
当院では、定期検診の際に、お口に合わせたブラッシング方法をアドバイスしています。
歯磨きで落としきれない汚れも、クリーニングでしっかりと取り除きますので、定期的に歯科医院に通って、お口を清潔に保ちましょう。
奥歯の治療は経験と設備の揃ったジャパンデンタルクリニックにおまかせください
患者様の負担を減らして、治療の安全性を高めるためには、経験と技術力が重要です。
とくに、親知らずの治療においては、まずは「抜く必要があるか」「抜かなくてもいいか」の判断、そして、「どのように抜くか」が治療の成功を左右します。
当院では、親知らずは「抜歯」するのが当たり前とは考えていません。
大学病院所属の経験豊富な歯科医師が、慎重に診断します。
抜歯の際は、骨の中の神経や血管を傷つけないようにする的確な処置と、全身状態に配慮した治療を行います。
的確な診断を行うために歯科用CTを導入しています
当院では、親知らずの診断および治療に、歯科用CTを活用しています。
歯科用CTは従来の歯科用レントゲンとは異なり、お口全体を立体的な映像で再現することで、的確な診断をサポートする医療機器です。
歯や歯ぐきの状態だけでなく、目で見ることができない、骨の中の血管や神経の位置も確認できるので、神経を傷つけることなく、抜歯を行うことができます。
豊富な経験と内科的知識で安全な治療を行います
歯科口腔外科の担当医は、内科的な知識も豊富に持っています。
持病や体調を考慮しながら、治療を進めますので、ご安心ください。
外科的処置が難しいと判断された場合は、内科的なアプローチで症状の改善をめざす場合もあります。
柏駅すぐの「ジャパンデンタルクリニック」では「なるべく抜かない・なるべく痛くない・なるべく怖くない」治療を心がけています。
他院で抜歯といわれた方も、抜歯に不安がある方も、親知らずや奥歯に関することは、どんなことでもお気軽にご相談ください。
24時間受付可能なWEB予約がありますので、ご利用ください。
