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歯科医院での定期的なクリーニングで健康なお口の状態を保ちましょう

皆様、こんにちは。
柏駅東口から徒歩3分の歯科医院【ジャパンデンタルクリニック】です。

 

毎日丁寧な歯磨きやセルフケアをされていると思います。
しかし、ご自身で行うケアだけでは、どれだけがんばっても落としきれない歯の汚れがあります
落としきれない歯の汚れは、放っておくと蓄積し、やがてむし歯や歯周病の原因となるのです。

 

それでは、どうすれば歯の汚れを落とすことができるのでしょうか。
歯の汚れをすっきりと落とすためには、歯科医院での定期的なクリーニングが有効です。
今回は、歯の汚れの種類と歯科医院でのクリーニングについて、詳しく解説します。

 

 

セルフケアでは落とせない歯の汚れ


口内環境のケアの仕方をチェックする前に、歯の汚れにはどのようなものがあるのかみていきましょう。

 

歯に付着する汚れの種類


歯に付着する汚れは、4種類あります。
歯に付着する汚れの種類は、食べかす、歯垢、歯石、着色汚れです。

 

食べかす

歯と歯のすき間に残りやすい食べかすですが、そのまま放置するとお口の中の細菌のエサとなり、菌が繁殖してむし歯や歯周病の原因となります。
むし歯菌が食べかすをエサにして酸を作り出すことで、歯の表面を覆うエナメル質が溶けやすくなるのです。
また、食べかすをそのまま放置しておくと、歯周病菌が食べかすを分解し、硫化水素やメチルメルカプタンというガスを作りだします。
このガスは、口臭の原因の一つです。

 


参考:厚生労働省|e-ヘルスネット(口臭の原因・実態) >

 

歯垢

歯垢はプラークとも呼ばれる、歯の表面に集まって付着した細菌のかたまりとその代謝産物から成り立っています。
白もしくはクリームがかった黄色で、ねばねばしているのが特徴です。
なんと、1㎎の歯垢の中には、1億個以上もの細菌がいるといわれています。
歯と歯の間や境界部分、奥歯の溝など、歯ブラシの届きにくいところが歯垢のたまりやすい場所です。

 

食べかすをエサに細菌が歯垢として付着するまでの時間は、約8時間と非常に短いため、毎食後の丁寧な歯磨きは、歯垢がたまるのを防ぐのにとても重要です。

 


参考:厚生労働省|e-ヘルスネット(歯周病とは) >

 

歯石

歯垢に唾液中のミネラル成分が混ざり、石灰化したものを歯石といいます。
歯垢が歯石になるまでの時間は、約2週間です。
歯石は文字通り石のように固く、付着してしまうと自分で取り除くことは難しいため、歯科医院のクリーニングで対処してもらう必要があります。
歯石そのものはむし歯になりませんが、その表面で細菌が繁殖しやすく、むし歯を誘発する原因となるのです。

 

歯石はできる場所によって以下の2種類にわけられます。

・歯肉縁上歯石
・歯肉縁下歯石

 

歯ぐきよりも上に付着した歯石が「歯肉縁上歯石(しにくえんじょうしせき)」、歯と歯肉の溝部分に着した歯石が「歯肉縁下歯石(しにくえんかしせき)」です。
歯肉縁上歯石は白っぽい色をしており、主成分はリン酸カルシウムです。
歯肉縁下歯石は歯周病の進行によって発生し、黒褐色でかなり硬く、取り除くのに時間がかかります。

 


参考:厚生労働省|e-ヘルスネット(歯石) >

 

着色汚れ(ステイン)

着色汚れ(ステイン)とは、食べものや飲みものに含まれる色素やたばこのヤニが、歯の表面に付着したまま残ってしまったものです。
着色汚れを放置すると、歯のくすみや黄ばみの原因になります。
着色汚れの原因となる食べものや飲みものは、以下のようなものがあります。

 

・ポリフェノールを含むもの
お茶(ウーロン茶、緑茶)、紅茶、コーヒー、赤ワイン、ブドウ、チョコレートなど

 

・色素の強いもの
カレー、トマトソース

 

また、それ自身は着色の原因になりませんが、着色しやすくする「着色補助食品」にも注意が必要です。
着色補助食品には、以下のようなものがあります。

・炭酸飲料
・アルコール
・スポーツ飲料
・クエン酸を含むもの(柑橘類やお酢、梅干しなど)

 

こうしてみると、着色の原因や着色を誘導する食べもの・飲みものの多さに驚きますね。

 

セルフケアで落とせる汚れは?


日々食事をしている以上、歯に付着する汚れの原因を完璧に排除することはできません。
しかし、毎日の丁寧な歯磨きで落とせる汚れもあります。
毎日のケアで落とせる汚れは、食べかす、歯垢、初期の着色汚れです。

 

歯磨きは歯の表面だけでなく、歯と歯の間や境界面、歯が重なっている部分もしっかりと磨きましょう。
歯ブラシが届きにくい歯と歯の間の清掃には、デンタルフロスや歯間ブラシを活用し、隅々まで汚れを落とすことに気をつけてください。

 

 

クリーニングの種類

続いて、歯科医院で行うクリーニングについて、詳しくみていきましょう。
歯科医院で行うクリーニングの種類は、おもに下の2つです。

 

スケーリング


スケーリングとは、スケーラーと呼ばれる器具を使用して、歯垢や歯石を除去することです。

 

スケーリングには、2つの効果が期待できます。
1つ目は、むし歯や歯周病の予防です。
スケーリングによって歯に付着した歯垢や歯石を除去することにより、歯の表面が滑らかになり、むし歯や歯周病の原因となる細菌が付着しにくくなるのです。
2つ目は、歯垢や歯石が取り除かれることにより、口臭を軽減・予防することができます。

 

PMTC(Professional Mechanical Tooth Cleaning)


PMTC(Professional Mechanical Tooth Cleaning)とは、専門家による徹底した歯面清掃です。
スケーラーとフッ化物入り研磨剤を使用して、すべての歯の表面を清掃・研磨します。

 

PMTCの流れは、以下のとおりです。

 

1.歯石除去(スケーリング)

スケーラーを使用し、歯の表面だけでなく、歯周ポケットの歯石まで丁寧に除去します。
歯ブラシでは届かない部分まで、きれいにすることが可能です。

 

2.歯面清掃

歯石を除去したあとは、歯の表面を染色し、歯垢が付着している部分を確認します。
その後、ペースト状のフッ化物入り研磨剤と回転式の器具を用いて、歯の表面を磨くのです。
歯面清掃では、歯肉縁下3㎜程度までの清掃を行うことができます。

 

3.フッ素塗布

歯面清掃が終わったら、歯全体にフッ化物を薄く塗り、むし歯になりにくいよう、歯を強化します。


参考:厚生労働省|e-ヘルスネットPMTC(歯石除去・歯面清掃) >

 

当院では、これらの処置が終わった後に、ホームケアアドバイスを行っています。

 

 

クリーニングの際に注意すること


歯のクリーニングを受けたら、その後しばらくは以下のことに注意が必要です。

 

クリーニング後30分~1時間は飲食を控える

クリーニングの際に歯を強くするフッ素塗布を行います。
フッ化物が浸透するまでの間、飲食は控えましょう

 

クリーニング後、一時的に知覚過敏になる可能性がある

歯のクリーニングを行うと、それまで付着していた歯垢や歯石がなくなり、歯と歯ぐきの境目が広くなったように感じます。
今まで空気に触れていなかった歯根部分がクリーニングによって露出するため、一時的に知覚過敏を生じやすくなるのです。
なるべく歯ぐきを刺激しないように気をつけましょう。

 

また、クリーニングを受けたあとは、丁寧なセルフケアを続けることにより、清潔なお口の中の状態を維持することができます。
クリーニングを受けたからと安心するのではなく、より丁寧な歯磨きを心がけましょう。

 

 

定期的なメンテナンスの頻度


定期的な歯のメンテナンスの頻度は、お口の状態に依存するため、お一人お一人異なります。
お口の中に大きな疾患がなく、歯周病も軽度である方は、3~6ヶ月に一度のメンテナンスが一般的です。
しかし、以下のような症状が当てはまる方は、それよりも短い間隔でメンテナンスを受ける必要があります。

 


・むし歯になりやすい方
・中程度以上の歯周病の方
・歯並びがよくない方
・歯磨きが苦手な方
・喫煙習慣がある方
・着色しやすい食べ物・飲み物をよく摂取される方

 


参考:ジャパンデンタルクリニックの予防ケア >

 

メンテナンスの間隔は自己判断をせず、歯科医師の指示に従いましょう

 

 

歯のクリーニングはジャパンデンタルクリニックにおまかせください

歯科医院で定期的にクリーニングを受けることで、むし歯や歯周病の予防だけでなく、口臭予防や歯本来の白さに戻すことができます(本来の白さよりも白くしたい場合にはホワイトニングが必要です)。

 

ジャパンデンタルクリニックでは、クリーニングはもちろん、年齢に合わせた予防ケアを実施しています。
お口の状態は、年齢によって変化します。
乳歯や生え変わったばかりの永久歯はむし歯になりやすく、大人になってからはむし歯だけでなく、歯周病のリスクも考える必要があります。
生涯にわたり自分の歯を維持するためには、年齢に合った予防ケアを受けることが重要です。

 

また、年齢とともに口腔機能は衰えます。
しかし、いつまでも元気でいるためには、しっかりとした食事をとること、楽しくおしゃべりをすることは欠かせない要素です。
歯や歯ぐきの状態だけでなく、定期的に口腔機能をチェックすることも、すこやかな日常生活を保つために役立ちます。

 

当院は柏駅から近く、スピーディな診療を心がけており、忙しいお仕事帰りにも通いやすい歯科医院です。
定期検診・定期的なクリーニングによって、生涯お口の中を健康に保ちましょう。

 


ジャパンデンタルクリニックの予防ケア >